Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

Intel inside

毎年恒例のSFでのMacworldでIntel CPUを採用した初めてのMacが発表された。

CPUはCore Duoであるが、“CPU Duo”ではない。メモリーバス等は2つで共用しているのでその足かせが気になる。

ここ数年PowerPC G4で停滞していたハイエンドクラス向けのノート型、MacBook Pro(PowerBookから改称)とエントリークラスのデスクトップ型、iMac(こっちは特に名称変更はなし)の2本立てとなった。

PowerPCPowerBookIntelMacBook、じゃPowerMacはどうなる?

ちょっと微妙、というのが率直なところ。

INTEL搭載機の実機発表がかなり前倒しされた影響が大きいのだろう。

デザインに大きな手が加えられていないのはそこまで手が回らなかっただろうし*1、価格的にローエンドへの投入がINTEL移行へのシナリオ*2ではスムーズだったろうが、まず利益率が高いにも関わらずここ数年影が薄れがちだったノート型に投入せざるをえなかったのではないかな。

Core DuoはほかのPCの値付けを見ても結構高いようだ。Appleとしてはここで新規にマザーボードやらなにやらを起こさなければならないわけで、当初言われていたINTEL採用による価格の下落は出来なかったのだろう。

しかし、このためINTEL CPUの悪い面*3が出てしまいそうである。

Rossettaのエミュレーションがどの程度のものなのかは興味があるところ*4

自分としてはMac miniのrevise*5を狙っていただけに待ちの状態だな。

*1:筐体を変えてマザーボード変更、熱設計をし直すことは避けたかった

*2:あまりアプリケーションを必要とせず付属ソフトで使うビギナー向けから移行する

*3:消費電力増加、熱、そして名前倒れのCore Duo???

*4:Speed Doublerよ再び、になるか

*5:PentiumM辺りで十分