Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

プロダクトプランニング

通勤中はiPodを使用している。音楽はもちろんだが最近はポッドキャスティングが定番になっている。J-WAVE渡辺祐のタスクバー、ジョン・カビラJリーグフロムザピッチとそして日経の伊藤洋一のビジネストレンド、ニッポン放送森永卓郎のポッドキャステングステーションを聴いている。リアルタイム性は無いが最近は寧ろこの決まった時間内で何を聴く事ができるか、を楽しみにしている。

今朝は急にepoの曲が聴きたくなりグルグルとダイアルを廻して探し当てた。今このときこの曲を聴けて、正直とても嬉しかった。無論このiPodのディスクに入力する時点でぼくの好みでフィルターされており好きな曲が入っているのは当たり前のことなのだが、それを聴きたいと思ったときにすぐ聞けるということは、凄いことなんだと思う。

そしてこれは殆ど自分自身で作業を行っているにもかかわらず、iPodってすごいなと思ってしまうから不思議だ。

いまプロダクトプランニングに求められていることは、明確な機能向上や優秀さではなくこのような製品によって生活の彩りがより良く変わっていくことなんじゃないだろうか。

これは決してモノ作りの原点に立ち返ろう、といった先祖がえりではなく、やはり殆ど全てといっていいほど物のあふれた中にあっても尚も、新たな彩りを生活に与えられるような製品とサービス、それら全体が必要なんだと思う。