Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

人権

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060314i113.htm

とても重い問題だ。

まず、こういった法廷戦術を選んだ時点で被告、というより弁護側は「負け」だと思う。5月で担当裁判官が退官し、新たな裁判官の担当となる。その裁判官がどんな思想信条を持ち、どんな傾向なのかは分らないが、決してこのような法廷を侮辱した戦術をとった弁護士を忘れてはならない。人権派弁護士だなどと綺麗な言葉の裏でいったい何をしたのか?このやり方はたとえこの弁護士がどれほど崇高な理想のもとに行動していたとしても許されるものではない。以降、この弁護士は勝つため、自分の主張を通すためにはなんでもするのだ、ということを覚えておこう。彼に弁護を求めるということは、それを知った上でなのだ。恐らくこの弁護士は私利私欲で弁護を引き受けたわけではないだろう。敢えて火中の栗を拾ったのだとは思うが、だからといってこのようなやり方は許されない*1

死刑廃止論。総論として理解は出来る。というよりそうあって欲しい、と思う。人が人を裁く事の重み、そして究極の償い、死をもって償わせること。これがなくなるような世の中になって欲しいとは思う。

しかし、現実はそのような世の中にはなっていない。事件発生時、18歳を越えた少年に対しても法律上死刑は認められている。

*1:寧ろ他の死刑廃止論者にとってもこのようなやり方で死刑廃止論側が非難を浴びるのは迷惑な話なのではないか