Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

ナイトウォーク

昨晩は下のお嬢が修学旅行から帰ってきてその後始末をしたり、色々忙しく歩くかどうか迷ったが10時過ぎにやはり歩くという妻。昨今の飲酒運転などのニュースを見るに付けひとりでは出せない。一緒に歩くことにする。いつもはお嬢の塾を出迎えにいくということでコースは大体決まっているのだが、今夜はそんな制約は無いのでいつも行かない方面に向かう。
歩く速度はほぼ一定になっているので片道20分ほど歩く行程で3kmちょっとである。これでも腕を大きめに振りながら歩くと胸周りは汗でうっすらとしみができる。動かないでいれば秋の夜の静けさを感じシャツでも羽織ろうかと思えるのに、だ。
線路を隧道でくぐり、国道を抜け、住宅街を通り高校の裏を回って帰って来るコースで、小さい頃幾度が通った道。しかしそんな面影は探さなければ分らないくらい変わってしまった。すでに深夜11時だというのに高校の制服を着た生徒たちがコンビニ前のみならず色々なところでたむろしている。ガードレールに寄りかかって座っているならまだしも、地べたに直接足を投げ出してへたり込んでいる。怖さと共に下流社会という言葉を思い出した。