Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

答案

昨晩漢字検定の勉強をしている下のお嬢にテスト結果が返ってきていないか聞いた。
前期を終了し、すでに先週から後期は始まったというのに一向にテスト結果が返って来ないのだ。
実は5年生の頃にもあったが彼女はこういった自分に都合の悪い結果を隠す傾向がある。本人は少々勉強に負い目があるようで、また上のお嬢は比較的出来ることもありより一層結果を見せたがらないのだ。
しかし前期は余りテストはしない、という話も先生からあり、通信簿の出る終盤に数回行うということだった。
しかし結果が返ってこない。既に通信簿は出ているので結果に関してはそれほど拘ってはいないのだが(結果がどうこうではない)。
そこで昨晩答案結果を出すように言った。初めはなんだかんだと屁理屈にもならないことを言っていたが結局テストは出てきた。正確には一部が出てきた。期末のテストだけでなくミニテストもあるのだがそれらも全部ではないようだ。
これで2回目なのだ。なんで判りきったごまかしをしてしまうのか。こっちも悲しくなってきてしまった。
「もうあなたの言うことは信用できなくなった」と言うと涙をぽろぽろと流した。
「これで2回目。そんな涙で誤魔化されないよ」
突っ立って涙を流し、肩が震えていた。