Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

「博士たちのワーキングプア〜ひとコマ2万5千円〜」

土曜日、何の気無しに視聴する。

博士課程修了者が就職難しいというのは常識といおうか、それはかなりの部分で了解済みで進学していると思う。ぼく自身マスターを出たらどうしようかと学部の学生時代に院生の末路?をみてきたがその頃(バブル末期、大学院拡充の前)だって生活に困窮している博士はいっぱい居たと思う。これ自体は社会的には高学歴なのになんで?と思うのかもしれないが別段質的な変化があったとは思えないのが正直な感想。ぼくも社会的にどれ程インパクトがあるか不明な理学系の研究室だったが、先輩たちは皆どうやって研究を続けられるか苦労していた。一方量的には当時の文部省と大学側が共に大学院拡充で博士を増大させたことは事実だろうけどね。
日本育英会奨学金をつい数年前やっと払い切ったものからすると教育機関にいることで返済免除される講師のほうが羨ましかったな。