Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

警察署に行く

昨日のことだが、最寄りの茅ヶ崎警察署に行った。ジョギングをしてから行ったので日が暮れて薄暗くなってきた午後5時警察署の前に立つ。警棒を持った警察官が見張り?をして立っていたので自転車はどこに止めたら良いのか聞いた。交通課なら裏だけど用事はなんでしょうか?と聞かれる。詐欺の被害届なのですが、と答える。署内の入り口脇の席で待つように言われる。警察に来たのは何年振りだろう。免許更新はここの裏の別棟である。年始の警戒なのか外回りから戻ってきた警察官がぞろぞろと入ってくる。あまりいい気分はしない。
数分後促されて奥の部屋に移動した。物々しいプロテクターに覆われた警察官の横を脇目も振らずに足早に通り過ぎる。もうちょっとゆっくりと観察したかったけど。3階の市民相談係という場所に案内されまたそこでしばらく待つ。担当してくれる警察官は背広でかなり太った人だった。年齢は同じぐらいか。用件は詐欺での被害届をだしたいということ。昨年11月からネットショッピングでのトラブルに見舞われうんざりしていたが被害届は出さねばなるまいと思って行ってみたのだ。すでに年末に内容証明郵便は出していて代金返還の期日も過ぎている。事前に家で事のあらましをまとめてワードに書いてプリントして来たのでそれを見せる。銀行振り込みの控え、内容証明郵便の写し、配達証明書をみてもらう。これらをコピーして、改めて書類にまとめて記述した。青いボールペンで書くのだがこれが非常にゆっくりした書き方で少々イラっとする。しかし予想外に綺麗な文字だった。
状況は概ね伝わったと思うが予想通りの反応だった。現時点では詐欺として対応することは難しいとのこと。内容証明郵便は良い対応だけど配達証明が帰ってくるということは住所を偽装しているわけではないということになり、詐欺的かもしれないがこの時点では断定は出来ずという。民事の少額訴訟を勧められてしまった。
担当は市民相談係ということで住民からの多種多様な相談をひっくるめて受けるところらしくあしらい?も慣れたもののようだった。いわゆる民事不介入の原則ということらしい。但し、警察から当事者へ電話連絡は可能とのこと。状況を聞くことは出来るのでそれで事態が好転する可能性はあるとのことで電話を教えてくれれば対応はするという。確かに警察から電話があったとなれば多少状況の変化は期待できるだろうか。しかしそもそも詐欺をするつもりの輩だとそんなことだけでは威圧にはならないかもしれぬ。少なくともショッピングサイトに取引の補償請求をするため警察に相談した事実は残しておきたいと言ったら即良いですよとのことだった。