Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

USBメモリーが認識されなくなった

以下、表題と内容が合っていないのだが、自分も全く同様の状況になり、やっと解決出来たのでメモしておく。

“USBディスクのフォーマットについて”

https://discussionsjapan.apple.com/thread/10145724?start=0&tstart=0

自分の場合もBoot CampWindows7をインストールしようと8GByteのUSBメモリーを用意してBoot Campアシスタントを使用したのだが、途中Windowsのインストールディスクがアップグレード版だったために中止せざるを得なくなった。ここで困ったのがWindows用のドライバーが入ったUSBメモリー。Boot Campアシスタントでフォーマットされるのだが途中で終わってしまい、その後はMacOSXで認識出来ず、Windowsでも容量0バイトとなりエクスプローラーでも認識出来なくなってしまった。Windowsの管理ツールのディスクの管理でデバイスは認識出来るもののパーティション自体が容量0でフォーマット出来ず手を出すことが出来ない。当然ながらMacOSX側ではデバイスと認識されずUSB端子に接続しアクセスはするもののデスクトップには出て来ないし“ディスクユーティリティ”にも認識されない。一瞬ハード的な障害の可能性(手の出し様が無い)も疑ったが、これはなんとかかんとか出来ると信じて悪足掻きをしてみた。

まず、定番だがLinuxに助けを求めた。ubuntu 10.04のCD-RでノートPCを立ち上げそこからディスクユーティリティを使って中身を見ようとした。USBメモリーを接続してdmesgを見ると確かにデバイスは認識されている。然し乍らディスクユーティリティからはデバイスが認識されないのだ。本命のGPartedでも同様だった。一時認識したこともあったが、やはり容量0バイトでパーティションがグレイアウトして削除もフォーマットも出来ない状態だった。

さてここで困った。GPartedで何とかなるかと思っていたのだが、ここからは暫く冷却期間として放置しておいた。

起動時に問題のUSBメモリーを挿しているとPCが立ち上がらない現象があった。このことからMBRが書き込まれているらしいと目処をつけた。これ自体も削除してしまわなくてはならないだろう。そこでもっと低レベルのツールが必要かと考えた。思い出したのが昔懐かしいfdiskだ。上記のubuntuの動作に若干の不安定さを感じていたためARM版のdebian wheezyが動いているLinux boxに接続して作業してみた。dmesgからUSBメモリーのデバイス名を見つけこれを指定してfdiskを起動する。まずはパーティションの削除をする。その後に新たにパーティションを全域に作成。フォーマットタイプをFAT32に設定し、書き込みをする。これで fdiskの作業は終了。

この後にWindowsUSBメモリーを接続するとなんとすぐに認識するではないか。あれ程うんともすんとも云わなかったのに小躍りしたくなった。フォーマットをするよう促されてするよう促されてまよわずクイックフォーマットを選択、あっさりとフォーマットが終了する。良し良しとデスクトップをみるが認識さえ無い。あれれ???

何度目の徒労であろうか。然し大分前進してきた思いはある。もう少しの筈だと思い出し改めてfdiskから作業をはじめる。Windowsに接続して通常のフォーマットにしてみたところ、これがビンゴ。やっとこさFAT32で認識されて書き込み、読み出しが成功した。

Windows上のディスクドライブ系のユーティリティは幾つか試してみたがどれも良くてデバイスの認識はかろうじてするもののその先のパーティションテーブルの操作、削除等は出来るものは見つけられなかった。結局昔から在るfdiskで何とかなったから良いもののもう暫く悩んだに違いない。

因にMacOSXにもfdiskコマンドはある。然し乍らデバイス名の確認がちょっと難しいのが難点。