Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

はがき作成

昨晩、妻が使用する残暑見舞いはがきを作成した。

すでに60枚ほど作成済だったが追加で50枚ほど作ることになった。その殆どは妻が勤める幼稚園関係のものだが、あらたに卒園した園児にも送るためだ。彼女が幼稚園を手伝うようになるまでは年賀状でも家族4人合わせて120枚程度で収まっていたのだがこれが一気に増えたわけだ。なにしろ我が家は暑中見舞い、残暑見舞いなどは殆ど出さなかったから。

昨日大学から帰る際に思い立ち、40枚のはがきを買った妻は食事後、お嬢と住所録の打ち込みで交渉をしていた。妻はパソコンの操作にはまだまだ拙い。レポート作成でワードを使うのに四苦八苦している。このためエクセルへの住所録の入力をお嬢にしてほしいというわけだ。お嬢はキーボードからパソコンまで難なく使いこなす。毎日ネットに繋いでいるし、入力も速い。いくばくかの報酬を提示して早速交渉成立。50件ほどの住所の追加入力となった。

宛名作成はエクセルシートに入力し、これをワードのはがき作成ウィザードリィから読み込み?、差込み印刷をする。ワードのウィザードリィが言うように導かれるままにすれば出来るのだがレイアウトの変更やフォントの変更、微調整をするとなると幾つかの試行錯誤が必要になる。このため入力以降はぼくも一緒に作業を手伝うことになった。

一旦差込み印刷した後にレイアウト変更など微調整をするが、再度住所録を差し込むとその微調整をすっかり忘れてくれるようだ。むむむ。

昔、学生のころ、担当の教授が文部省の科研費申請書の作成で拘っていたことを思い出す。すでにワードプロセッサを使用していたのだからレイアウト、定型書類の枠内に打ち込むことに執着するのはナンセンスだと思っていた。申請書を何枚もコピーしそのコピーへプリントアウトし印刷位置を試行錯誤しながら枠内にピタリとプリントするまで、時には徹夜しながら時間をかけるのである。ワープロなんだから枠も印刷しちゃえばいいんじゃんかぁと。当時は一太郎だったか、TeXではないと思う。

しかし、いま郵便番号の枠内ど真ん中に数字を打ち込めると謂れの無い気持ちよさを感じたりして。

はがき面はワードは使わず、エプソンのwebサイトから貰った専用アプリケーションを使用した。こいつが一番簡単でプリンタ設定(印刷可能範囲など)もお任せ、イラストもどんどん更新されかわいいものも多いのである。単機能だがこういうものはイラスト、フォントなどデータが豊富で使いやすいのがいい。宛名も同様にあったがこちらはデータが他でも再利用しやすいようにエクセルの入力とした。

しかしこの分だと次期プリンタもエプソンになるだろうなぁ。

印刷でしくじると痛い目にあうので慎重に10枚づつおこなったため、作業が終わったのは3時をまわった薄明るくなりはじめたころだった。