アマゾン
ネットコマースでアマゾンを利用している。
職業柄というかなんというかネット通販のたぐいにたいして過剰な信用は、たとえ相手がどのような企業であったとしてもしないようにしている。要するにリスクを減らすためには相手を限定、少なくするしかないと考えている。
このため新参企業には申し訳ないがあまり食指は動かず、アマゾンはアメリカ本国で開始した当時に試してみて以来細々と続いている。
先ほども娘用のベッドサイドに置くスタンドを購入した。
最近の電気屋さんには照明器具はありきたりのものしか置いていない。地元で最大のヤマダ電機でも照明器具特にデスクスタンドは選択肢が少なすぎる。ヤマギワ電気など専門店に行けばそれなりにあるのだろうが網羅性などを考えるとアマゾンは有利だ。
良い話ばかりだと太鼓持ちと思われるのでトラブルの話。
輸入CDをアマゾンで購入した。Joe Jacksonのベストだが他では見当たらなかったものだ。決済はクレジットカードなのだが、購入依頼をして3日ほどしてからメールが来た。カードの有効期限が切れている等でカードが利用できないというのだ。無論手元にあるカードは有効期限はまだ先。
「切れている等」とは何だと、メールに返答した。するとアマゾンからは、詳細は分らないがカード会社からは承認されていない、原因として有効期限切れ、利用停止が考えられる、カード会社へご自身で確認してくれ、と。すわ、カードが不正使用されたかと思った。
早速カード会社へ連絡し状況を聞いた。少なくともカード情報が漏洩しているのではないかと思われた。はたしてしかし、カード会社で確認すると全く問題は無いという。???
その旨アマゾンにメールすると余り時間を置かずに、カード会社から承認が取れました旨のメールが来る。???
一体どうなってるんだと問うと、それは単にカードの承認での不具合であったという。
- アマゾンはカード会社へカードの確認を行う
- 一定時間内にカード会社から承認の可否を受け取る
- 一定時間内に受け取れない場合は、未承認と見なす(詳細は問わない)
- メールにて結果を通知、理由は有効期限切れ等定型文のみ
ということらしい。一定時間を超える場合だがカード会社内部での処理、通信上での遅延であるかも含まれているらしい。
双方出来る限り個人情報を持ちたくないということで、情報のやり取りを必要最低限に抑えているということだろうが、肝心要の未決済の理由(タイムアウト)が当事者間にて誰も分らないというのは、どうなんだろう。不安を掻き立てるではないか。
また、未決済になった場合のアマゾンの処理もおかしい。メールにて他の有効期限を持ったカードの再登録を即勧めるのだ。メールに記載されたURLから新たなカード番号を入力させるウインドウが出るわけで、フィッシング詐欺と見紛うものだ。この辺の感覚も見直して欲しい。
このご時世であるから尚更だ。