Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

ロケーションフリー

ソニーロケーションフリーを入手した。ベースステーションとPCクライアント向けソフトウエアである。ベースステーションには30日限定使用可能なソフトが付属してはいるが、こんなもの標準で付けておいて欲しいものだ。

さて、早速梱包を開け、取り出してみる。本体はこの手の通信機器にありがちな見た目よりもかなり軽いもの。バッファローあたりのルーターのような形状。本体正面のプラスティックにこすり傷あり。気になって見ると電源ケーブルのビニール袋がクシャクシャ。開封されたもののようだ。手持ちにあったので使わなかったが同軸のアンテナケーブルも開封されたあとがある。「開封」の定義は難しいので、これが一旦商品として出荷されたものとは言い切れないがちょっと嫌な感じ。実は購入時手違いがあって、一旦配送されたものを未開封のまま返送したことがあったのだから、尚更直後に再購入したものを色眼鏡でみてしまった。

さて、肝心の動作確認である。既に我が家はIEEE802.11g/bでLANを組んでいるのでその中に組み込む算段だった。視聴はこれもほぼ同時期に購入したPSPを考えていたが、はじめはPCで試すことにしていた。丁度実家の父のノートPCがあり、これに人柱?になってもらうことにした。

しかし、これが繋がらない。富士通FMVのP3/700MHzのWindows2000 SP4にORiNOCOのWaveLanという古いがリファレンスだったカードなのだが、これはAirMacベースステーション(初代グラファイト)に内蔵されたものである。しかしベースステーションへの接続で上手く行かない。SSID、WEPキー等ちゃんと設定したはずだが、上手くいかない。???

故障では無いかと疑うこととして、有線LANでルータと直結したとき、ルータのアクセスLEDが着かないということがある。無論これはケーブルには問題ないことは確認済みである。

時間も経過し、イラツキだした。ふとPSPではどうだろうか、と思い出しこっちを先に繋いでみようと作業開始。PSPのファームウエアは既にver.2.5であったが、早速ファームウエアをアップデートし2.6とした。そしておもむろにロケーションフリーに接続を試みると…。

あっさりと繋がり、砂嵐が表示されるではないか!無論これはアンテナケーブルを一旦外していたからだが、アンテナを接続してみると結構綺麗にテレビが写る!ふぅ、良かった。

予想ではPSP無線LANはアンテナも出ていないのでそれほど感度は良くないと思っていた。しかし、VBRで圧縮比は調整しているものの室内では殆どどの場所でもテレビの視聴が出来、PCでの無線LANの断続はかなり少ない。

かなり面白そうだ。