Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

LaVieの初期設定その1

最近のPCが皆そうなのかはわからないが、このLaVieは初期状態で不具合が発生したときに簡単に内蔵HDDのみで購入時のシステム、ソフトウエアに戻せるようになっている。例えば変なソフトウエアを入れて動かなくなったとか、システムファイルを不用意に削除してしまっただとかである。こういったデータは隠しドライブに入っており、一昨晩作成したリカバリー用のCD-Rはここのデータを使って書き込まれたものだ。

この隠しドライブ、調べると10GByteも割り当てられている。全体で40GByteと最小容量のHDDを選択したので仕方は無いが、このデータは滅多に使わないし、既にCD-Rに確保してあるデータなので、CD-Rさえ大事に取っておけばこの隠しドライブはなくなっても構わないはず。また残りの領域がCドライブだけに割り当てられているならまだしも、中途半端な6GByteほどをDドライブにも割り当てているのだ。

ユーザのデータ領域用にDドライブを割り当てることが常だったが今回は全てCドライブにしてしまおう。データは無線LAN経由でNASに落とすことができるし、将来は内蔵HDDの交換もしたいのでバックアップしやすい方向で考えることにする。

さてパーティションの切り直しと再インストールは一昨晩作成したCD-R、9枚を使用する。もしこのCD-Rがおかしかったりするとまたサポートセンター行きになるところだが、問題は無さそう。

このCD-Rの一枚目にはi386などとフォルダーがあり、はじめにカーネルイメージを展開する画面がありPC-UNIXのような感じ。symantecのロゴもありドライブイメージなのだろうか。CD-Rは9枚を次々に交換していくのだが、無理をして外部ドライブをつけてDVD-Rに焼き込めば良かったと後悔。そうすればメディア交換は一回で済んだのかもしれない。

パーティションは1枚目と2枚目を使って行う。再インストール先のCドライブの容量を、最大(この場合は40GByte)、最小(20GByte)、そして任意の中から選べる。あくまでここでは再インストール先のドライブ設定のみのようだ。恐らくだが、残りがある場合はこのインストーラではなくWindowsXPのドライブ管理でフォーマットから行うのであろう。

再インストールはパーティションの切り直しを含めて1時間強だった。この後再起動を2回ほどしてやっとWindowsが起動した。このあとアカウントの設定等Windowsの初期設定を行う。例のライセンスナンバーの入力は無いのでCD-Rのイメージ自体に既に書き込まれていることになる。改めてはじめに届いたLaVieはライセンスナンバーを入力させられたのでおかしかったのだ。

またアカウントでは自分のアカウントが管理者権限で作成できるが、Administratorは作成できない。隠されてはいるが既に存在しているということになっておりパスワードも設定されていない。これはHomeの持つ脆弱性とのことだ。権限が無いとはいえguestが初期から入っている点もあり、パスワード忘れ等の対策なのだろうがもっと明示的にAdministratorのパスワードを設定させるべきだろう。

因みにパスワードは

  • net user Administrator "パスワード"

で作成する*1
この辺りと無線LANの接続は一昨晩すでに一回実行しているので躓かずにサクサクと進む。internetに繋がれば後はいつものupdateの繰り返し。今回はJavaのアップデートもしておいた。explorerのフォルダー表示を変え、[スタート]メニューをクラッシック表示にしTweakUI for WindowsXPを日本語化してインストールしてこの日はお仕舞い。

*1:Safe Modeか回復コンソールでAdministratorでログインしてパスワードを設定することも可能