Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

セカイカメラはキラーアプリ

遅ればせながら話題のセカイカメラを使ってみた。アプリはすぐにインストールしたのだが先週末は余り外に出ず、またエアタグがすでに貼られているような人通りのあるところにも行かなかったので実際の使用感は分からなかった。自宅窓から眺めてみたがエアタグは現れず。また昨日昼休みにセカイカメラを立ち上げたがサーバが過負荷なのかサポートWEBに繋がり、使用できず。
昼過ぎ仕事場の周りを歩いて改めてセカイカメラから覗いてみた。すでにいくつかのエアタグが貼られていた。ちょっと感動した。だれか見知らぬ人がここ周辺にいて残していった痕跡を手繰る体験*1、新鮮だった。建物の名称など以外に有益な情報が現れるわけではない。Twitterのような“どうでも良い”つぶやきがふわふわと浮いている感覚。だれかがそこにいたという感覚は今まで感じることが出来ないことは無かったけれど非常に手間のかかる作業で、敢えてすることはほとんどなかったもの。例えば図書館の本の貸し出し履歴を見て自分と嗜好が似ている人の存在を感じたりするとき。ひとはそれが実際に伝わるかどうかは別にしてもなにかメッセージを残したいと思うもの。いまぼくがここにいることを後々残したいと思うこと。すでにTwitterマッピングされた情報を検索することは可能となっていたけれど、こんな風にARとしてありありと痕跡を見せる解ははじめてだ。
困ったことにセカイカメラを使うと猛烈に方位磁石が欲しくなり、iPhone3GSに買い替えたい衝動に駆られる。それだけでも大変なキラーアプリだ。

*1:ドラマ、トリック初期の佐野史郎の“ゾーン”を思い出したりして。