Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

Windows Live、SkyDriveへの不満

Dropboxは本当に良く出来ていて、非常に良く使わせてもらっている。これは所詮はWEB上のファイル同期サービスなのだがファイル容量が無料ユーザでも2Gbyteから最大で5Gbyte*1までも使用可能ということもあり、オンラインストレージのように捉えることも出来る。ぼくも通常はオンラインストレージ感覚で使うことが殆ど。そうみると本来ファイル同期サービスでは当たり前の各クライアントに保存されている同期されたデータファイルがバックアップと見えてくる。これが安心感を呼ぶ。
とはいえ、有難く利用させてもらっているDropboxだが、やはり画像を管理しようとすると容量的に手狭になってきた。使い勝手、iPhoneからの閲覧なども含め非常に良く出来たサービスだがもう一歩深く利用するとなると有料化せざるを得ない。どうしようかと思っているうちにMicrosoftWindows Live、SkyDriveを使用し出した。魅力はなんといっても25Gbyteという容量だ(太っ腹)。また最近はマイクロソフトもモバイル端末に力を入れていてiPhoneでもHotmail、Photoも最適化されて表示されるようになった。また昨年、今年始めはデータのアップロードにかなりの時間がかかり、おまけに途中で転送がエラーで起こることが非常に多かった。このため登録してから放置状態が続いていた。それがここ数ヶ月、かなり改善されてきた。マイクロソフトもやっとネットサービスに本腰を入れてきたかという感じ。遅きに失した感もあるが今後Windows7ではローカルのメールクライアント、MUAを提供せずネットで連携させる方針みたいだし、まだまだこれからというところもあるのだろう。
さて、SkyDriveだが容量的には満足なのだが当然ながら不満もある。つらつら上げてみる。

  • フォルダー操作がし難過ぎる。フォルダー自体の階層化は出来るが、フォルダーの移動は出来ない。
  • ファイルの操作がひとつずつしか出来ない。まとめて選択して移動、削除も出来ない。フォルダ丸ごと削除は出来る。
  • ファイル転送はファイル単位のみ。専用アプリがあれば複数のファイルは一括でアップロード可能。しかしダウンロードは一つずつに変わりなし。
  • モバイル端末、iPhoneからは閲覧は出来るものの階層化されたフォルダー下はフォルダー名さえ見えない。

最も気になるのは最後の階層化されたフォルダーの閲覧だ。SkyDriveのトップ階層のフォルダーだけが表示され、そこのフォルダーに移動しても、そこにフォルダーがあるか無いかさえも分からない状態で消えてしまったのかと勘違いしてしまうのだ。またファイルの操作も上段のプルダウンメニューで選択しないといけないなどDropboxと比べると見劣りがする。もっともDropboxの操作もちょっと操作に不整合を感じるところもある。
この辺りは当然改善されるものと思う。転送速度など以前よりは随分と良くなり使い易くはなっているので期待しています。正直Live以前のMSNのサービスは酷くて使い物にならないと思っていたのですけどね。

*1:Referralsとしてサービスを紹介して、紹介された人がアカウントを作成してくれると紹介した人に250Mbyte容量が追加される。