Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

MacVJE-Delta Ver.4.0 for MacOS X

Macintoshでは日本語の入力には標準装備されていることえりの他にMacVJEを利用している。漢字Talkのころから利用し、辞書をずっと引き継いでいること動作が歴代を通じて軽いことで愛用してきた。はじめはダイナウエアから開発、販売されていたがその後VACSに移り、MacintoshのOSが大きく変わったMacOS XでもMacVJEを利用し続けている。

基本的にAI変換、辞書的な用例がポップアップされるもの等の補助機能は好まない。自分で辞書を鍛えれば良いと思っている。附属の辞書でも慣用と称して誤用を載せているものが多く、そういったことが嫌いなのもひとつ。まぁWnnを長く使っていたので辞書を整理する習慣がついているのもある。

その点MacVJEはシンプル。多くの入力の際に使われるものだが問題発生が少ないという当たり前なことも重要だ。

そのMacVJEが販売終了したことに今更ながら気がついた。

パッケージ製品販売終了のお知らせ
このたび弊社では平成17年7月14日をもちまして全てのパッケージ製品の販売を終了することとなりました。
詳細は以下のサイトをご覧いただけますようお願い申し上げます。

VACSは自体個人向けのパッケージ自体を終了するということで開発も終了ということだろう。Version.4が出てから地味に2回アップデータが出ただけでここ数年音沙汰なしだったが残念だ。

現在うちのPowerBookMacOS X 10.3.9だが問題なくMacVJEが使えている。10.4ではどうなのだろう。今後の選択枝はことえりATOK、EG Bridgeだろうか。SKKもあったような。ぼくは一応辞書を準備済みのことえりになるだろう。

来年、AppleはCPUをIntelに移行する。ソフトウエア開発にとって非常に大きな負担を強いる変更だ。これは技術的に移行の道筋があったとしてもそのための投資、開発環境を新に用意しなくてはならないわけでAppleを支えてきた中小の開発ベンダー、そして独立系のプログラマーには大きな壁になる。

尤も大開発ベンダー、AdobeApple離れも進んでいるわけでアプリケーションソフトウエアの自社開発、内製化が進んでいるが、Appleは旨く立ち回らないと酷いことになるだろう。